ハウスメーカーの7つの選び方と失敗しないための判断基準とは

ハウスメーカーの7つの選び方と失敗しないための判断基準とは

建売住宅と違い、自分の理想に限りなく近づけられるのが、注文住宅の魅力です。理想の家を手に入れるには、ハウスメーカーを慎重に選ぶ必要があります。

しかしながら、「自分に合うハウスメーカーの探し方がわからない」という声は少なくありません。そんなお悩みを解消すべく、この記事ではハウスメーカーを選ぶ際に気をつけたい7つのポイントについて解説します。

ハウスメーカーの7つの選び方

ハウスメーカーの7つの選び方

ポイント①素材・工法選び

住宅の骨組み素材は、木材・鉄骨・鉄筋コンクリートの3種類に分かれます。何を選ぶかによって工法も異なるため、自分が建てたい家のイメージをまとめてみましょう。

代表的な工法の特徴とメリット・デメリットを、以下に簡単にまとめます。希望の工法が決まったら、それを得意とするハウスメーカーをいくつか選んでみてください。

木造軸組(在来)工法

素材木材
特徴日本の伝統的な工法

木造軸組(在来)工法のメリット

  • デザインや間取りの自由度が高い

木造軸組(在来)工法のデメリット

  • 工期が長め

2×4(ツーバイフォー)工法

素材木材
特徴床・壁・天井の面で建物を支える

2×4(ツーバイフォー)工法のメリット

  • 気密性・断熱性に優れている

2×4(ツーバイフォー)工法のデメリット

  • 間取りが一部制限される

軽量鉄骨

素材鉄骨
特徴柱や梁に鉄骨を使用する

軽量鉄骨のメリット

  • 広い空間をつくれる

軽量鉄骨のデメリット

  • 重量鉄骨よりも強度が低い

重量鉄骨

素材鉄骨
特徴柱や梁に鉄骨を使用する

重量鉄骨のメリット

  • 強度が高く、頑丈な家をつくれる

重量鉄骨のデメリット

  • 費用が高く、間取りの自由度がない重量鉄骨よりも強度が低い

RC造

素材鉄筋コンクリート
特徴型枠に流したコンクリートで柱や壁を作る

RC造のメリット

  • 耐震性・耐火性・耐久性に優れている

RC造のデメリット

  • 工期が長く、コストも高め

プレハブ工法

素材木材・鉄骨・鉄筋コンクリート
特徴工場で生産した柱や壁などを現場で組み立てていく

プレハブ工法のメリット

  • 工期が短い、品質が安定している

プレハブ工法のデメリット

  • 間取りやデザインの自由度が低い

ポイント②金額で比較

ポイント②金額で比較

デザインや工法が気に入っても、そのハウスメーカーで建てられるかどうかは予算によって異なります。ますは建築費用が予算内におさまるかを確認するために、各ハウスメーカーの坪単価を比較してみましょう。坪単価などはある程度インターネットなどでも調べられます。

ちなみに、大手になるほど坪単価は高めの傾向がありますが、品質や保証の面での安心感・信頼感があります。一方、地域密着型の小規模なハウスメーカーは、坪単価が比較的安くフットワークが軽いという点がメリットです。

ポイント③デザインや設備

住宅展示場やモデルルームを見学するなどして、候補に選んだハウスメーカーの建物を確認してみましょう。資料を取り寄せる、ホームページで施工事例を見るといった方法もとれますが、自分の目で見て実物に触れるのが一番わかりやすくオススメです。

和風モダンやシンプルモダン、北欧風やアメリカンスタイルなど、住宅のデザインにはさまざまな種類があります。外装や内装、設備を自分の目で見ると、これから建てたい家のイメージがより明確になっていきます。同じ工法でもハウスメーカーごとに特色やこだわりがあるので、しっかりと見比べてみてください。

ポイント④保証やアフターサービス

保証やアフターサービスの有無や内容も比較するようにしてください。『住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)』により、新築住宅には10年間の瑕疵保証が義務付けられていますが、ハウスメーカーによってはそれ以上の保証期間を設けているところもあります。そのほかにも定期点検の有無や時期、点検は無償か有償かなど、細かく確認してみましょう。

新築とはいえ住み始めてから不具合を発見することは、けして珍しいことではありません。安全な暮らしを続けるためにも、丁寧かつ誠実にメンテナンス対応してくれるハウスメーカーを選ぶことが大切です。

ポイント⑤どこが施工や保証をするのか

大手ハウスメーカーでは倒産の可能性は少ないかもしれませんが、万一、施工したハウスメーカーが倒産してしまった場合、瑕疵保証やアフターメンテナンスなどはどうなるのかは心配なところでしょう。

その点については、『住宅瑕疵担保責任保険』に加入しているかどうかも確認してみましょう。住宅瑕疵担保責任保険とは、品確法に規定された瑕疵の補修に対し、保険金がおりるというシステムです。

なお、中小のハウスメーカーや工務店では、大手ハウスメーカーとフランチャイズ契約を結んでいることがあります。この場合、施工は中小のハウスメーカーが担当しますが、大手ハウスメーカーの基準に則った施工が行われることやコストカットができるなどのメリットが期待できます。ただし、瑕疵などの問題が発生した際、どちらが保証するのかは確認しておきましょう。

ポイント⑥実際の現場を見せてもらえるか

建築中の現場を見学できるかどうかもハウスメーカー選びのポイントのひとつです。渋い顔をするようであれば、そのハウスメーカーは選ばないほうがよいかもしれません。

建築中の現場は、完成してからでは見られない基礎や柱などの構造体を確認できるチャンスです。また、現場スタッフの仕事ぶりも確認できます。仕事に自信のあるハウスメーカーなら快く見学に応じてくれるはずですし、むしろ施主の現場訪問を歓迎してくれるでしょう。

ポイント⑦営業マンとの相性

注文住宅は、プランを決めるところから完成までに早くても数ヶ月から1年ほどの期間を要します。また、施工を依頼したハウスメーカーとは、引渡しを受けて住み始めてからも長いつきあいが続きます。窓口となる営業マンとの相性は、注文住宅の満足度に大きく影響することを覚えておいてください。

複数のハウスメーカーから同じようなプランや価格が提案された場合、契約の決め手は営業マンだったという人は少なくありません。十分な知識があるか、問い合わせなどに対してきちんとした回答をくれるか、信頼できるかなど、営業マンとの相性をしっかりとチェックしてみましょう。

ハウスメーカー選びで失敗しないためには

ハウスメーカー選びで失敗しないためには

複数のハウスメーカーを検討する

「大手だから」「知人から紹介されたから」などの理由で、初めから1社に決めてしまうのはおすすめできません。理由は、1社だけでは価格の妥当性が判断できないためです。住宅展示場やモデルルームを見学するときには、少なくとも5~6社は見てみましょう。あまり意識していなかったハウスメーカーが候補になるかもしれません。

ただし、プランや見積もりを依頼するのは、2~3社にしぼるのがおすすめです。提案が多すぎると判断が難しくなり、ハウスメーカーを決められなくなってしまいます。ハウスメーカーが決まらなければ家づくりは進まないため、前述のポイント①~⑦を参考に、複数のハウスメーカーから2~3社を選び、相見積もりをとって比較してみましょう。

建築費用の安さだけで決めない

見積もりをチェックするときは、建築費用の総額だけでなく内訳までしっかりと目を通すようにしてください。安さだけでハウスメーカーを決めてしまうと、トラブルや後悔につながることがあります。

たとえば、設備などのグレードを低くして価格を押さえている場合は、せっかくの注文住宅が安っぽい仕上がりになってしまうかもしれません。グレードアップがオプション扱いであれば費用が上乗せされ、結果的には高くつくことになります。悪質なケースでは、耐震性や断熱性など家の安全性に問題があることも考えられます。

プランや見積もりの内容で不明な点があれば、納得できるまでしっかりと確認するようにしましょう。その際、どのように説明されるのかもチェックするようにしてください。専門用語を避けてわかりやすく、さらにメリットだけでなくリスクやデメリットも説明してくれるようなら、信頼できるハウスメーカーといえるでしょう。

実際に建てた建物を見せてもらう

『完成現場見学会』『OB訪問』などと銘打って、ハウスメーカーが実際に手掛けた家を見学できるイベントを開催することがあります。こうした機会があれば積極的に参加するようにしてください。施主の生の声を聞けるチャンスです。そのハウスメーカーの良かったところや物足りないと感じたところ、工事の進め方やアフターフォローの実態などが直接聞けるかもしれません。

イベントがない場合は、そのハウスメーカーの建築現場を外から見てみるというのもひとつの方法です。現場監督や職人の仕事ぶりはどうか、現場はきちんと整理整頓されているか、こっそりとチェックしてみましょう。実際に契約してしまってからでは簡単に取り消すことはできないので、ハウスメーカーの評判は念入りに確認することをおすすめします。

営業マンと相性がイマイチな場合は交代できる

「ぜひこのハウスメーカーに依頼したいが、営業マンとの相性がイマイチ」ということもあるかもしれません。どうしても相性が合わないと感じるなら、思いきって担当の交代をハウスメーカーに相談してみてください。明確な理由があれば応じてくれるはずです。

たとえば、営業マンの経験・知識不足を不安に感じる場合は、担当をベテラン営業マンにする、あるいはフォロー体制を強化するなどの対応をしてくれるでしょう。マナーに不満がある場合は、社員教育を徹底するなどの対処をしてくれるかもしれません。結果的には会社の成長につながるため、顧客の声を大切にするハウスメーカーは多いです。

後悔のないハウスメーカー選びをしよう

いかがでしたでしょうか。

今回は、ハウスメーカーを選ぶ際に気をつけたい7つのポイントについてご紹介しました。

注文住宅を建てるにあたり、土地探しやハウスメーカー選び、融資の申し込みなど、やらなくてはならないことがたくさんあります。一生に一度あるかないかの家づくり。後悔しないためにも心から信頼できるハウスメーカーを選びたいものです。

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