失敗しないハウスメーカーの決め方・探し方!決める前にチェックすべきこと

さまざまなハウスメーカーが独自のコンセプトで家づくりをしているなか、どのハウスメーカーで建てようか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
それぞれのハウスメーカーによさがあり、家族の条件や好みによって、どのハウスメーカーが合うのかは違ってきます。この記事では失敗しないハウスメーカーの決め方について解説しますので、参考にしてみてください。

目次
ハウスメーカーの探し方

最初にハウスメーカーを探すコツを3つ解説します。
まずは家族で話し合う
まずは家族で話し合い、「どのような家が建てたいのか」ある程度イメージは固めておくことがポイントです。家族それぞれ家に対する思いがあり、希望がバラバラでは住宅展示場などに行っても意見が合いません。それではせっかく出向いた時間を無駄にしてしまいます。
家族で話し合うときは、構造は木造か鉄骨か、どんなインテリアにしたいのかなど、大まかな方向性を一致させておくことが大切です。「ここはこういう間取りにしたい」、「この設備はぜひ取り入れたい」など、希望や絶対に叶えたいこだわりについても、家族が互いにイメージを共有しておくようにしましょう。
また、できれば子どもの教育方針などについても話し合っておくとよいでしょう。子どもの教育方針によって、家にかける予算は大きく異なってきます。「中学から私立に行かせたい」「高校までは公立にする」「子どもが留学したいと言ったときのために資金を残しておきたい」など夫婦それぞれで意見が食い違うこともあるので、事前に確認し合っておきましょう。
住宅展示場に行く
家族の話し合いである程度の希望がまとまってきたら、実際に住宅展示場などに出向いてみましょう。いきなり行くのが億劫ならば、まずは各社のホームページで公開されているバーチャル展示場やSNSをチェックしてみるのもおすすめです。
ただ、実物を見ることで分かることや実感することもあります。希望に添う家づくりをするためには営業マンとの相性も大事です。住宅展示場に行けば直接営業マンの対応を肌で感じられます。いくつかのハウスメーカーを確認したうえで気になるところが見つかれば、実際に足を運んでみるとよいでしょう。
もしくはハウスメーカーを斡旋してくれるサービスを利用するのも方法のひとつです。数多くあるハウスメーカーのなかから、自分たちに合うところを判断するのは難しいこともあります。ハウスメーカーの斡旋を行っているサービスでは、家族の希望を踏まえたうえでマッチするハウスメーカーを紹介してもらえます。
複数のハウスメーカーを検討する
もちろんいくつかハウスメーカーをチェックしてみて、最初から”ここがよい!”とピンとくることもあります。ですが、よほど気に入ったところがない限りは、複数のハウスメーカーをしっかり検討することが大切です。とはいえ、やみくもに比較するハウスメーカーが多くなりすぎると、選ぶのが苦しくなることも。
まずは希望に近い5~6社ほどを訪れ、話を聞いてみましょう。パンフレットや展示場だけでは分からないところもあるため、じっくりと話を聞き、そのうえで2〜3社くらいに絞ります。それ以上多くすると、各社の間取りや見積もり提案段階に入ったとき、打ち合わせにかける時間が不足してしまうので注意が必要です。
ハウスメーカーを決める前に大切な予算のこと

「ここはこの造りにしたい」「建材はこれがいい」「インテリアにはこだわりたい」など、家族それぞれが家に対する希望を持っているはずです。ただ、どれだけ気に入ったハウスメーカーが見つかっても、予算が合わなければ建てられません。家づくりを現実的に進めていくためには、予算を組み立てることが第一優先です。無理なく住宅ローンの返済ができるのはどのくらいの金額なのか、把握しておく必要があります。
住宅ローンのこととなると、まず直接金融機関に相談することを考えるかもしれません。もちろん最初から金融機関に相談することも可能ですが、適切な予算の組み立てを行うためには、まずファイナンシャルプランナーに相談するのも近道です。
年収が同じでも、家族のライフスタイルによって返済できる金額が異なるため、お金の専門家に相談して予算を決めておきましょう。ハウスメーカーではファイナンシャルプランナーが在籍していることがあるほか、付き合いのあるファイナンシャルプランナーを紹介してくれる場合もあります。
ハウスメーカーを決めるときのチェックポイント

ここからは依頼するハウスメーカーを決定する際に、気をつけておきたいポイントについて詳しく解説していきます。
口コミや評判を確認する
ネット上にはハウスメーカーの評判について、さまざまな口コミがあふれています。特定のハウスメーカーで家を建てた経験を綴ったブログや住宅展示場に行った人のSNSでのつぶやきなどがありますが、その中でも実際に家を建てた人の生の声を参考にするとよいでしょう。
ただし、ネット上にあふれている口コミが、すべて正しくハウスメーカーの実情を評価しているとは限りません。なかには競合メーカーが、あえてよくない評価の口コミを書き込んでいることもあり得ます。どこの誰が建てたのか実際にはよく分からないこともあるため、すべての情報を鵜呑みにするのは避けた方が賢明です。あくまでも参考程度という気持ちでチェックするようにしましょう。
実際に現場を見にいく
モデルハウスは宣伝用の物件として、グレードが高い設備で建てられていることがほとんどです。一方で多くのハウスメーカーでは、実際に顧客から受注した物件を使った現場見学会も実施しています。本格的にハウスメーカーとの打ち合わせに入る前に、リアルな家づくりを実感できる現場見学会に足を運ぶのもおすすめです。
現場見学会は以下のようなものがあります。
• 完成後の家を見学できる完成見学会
• 建設途中の状況を見学できる構造見学会
構造見学会はむき出しの構造が見られるため、構造体の強さなどを実感できるチャンスです。職人の仕事ぶりや現場がきれいかどうかも分かるでしょう。入居者と話ができる完成見学会なら、そのハウスメーカーを選んだ決め手や、どこと比較したのかなども詳しく聞けますよ。
保証制度やアフターメンテナンスを確認
家は人生のなかでそう何度も建てるものではありません。一度住みはじめたら何十年とつきあっていく生活の場であり、家族にとって大事な宝物です。しかし、時間の経過とともに劣化も起こり、メンテナンスも必要になってきます。引き渡し後に気になることがでてきたり、不具合が生じたりすることもないとはいえません。
そのため、ハウスメーカーを決めるときは、家を建てるまでのプロセスだけではなく、建物引渡し後の保証制度やアフターメンテナンスがしっかりしているかどうかも重要なポイントです。ネット上の口コミやSNSでのつぶやきでは、保証やアフターメンテナンスについても多くの情報が出ています。すべてが信用できる情報だとは限りませんが、判断材料の一つになるでしょう。
最後の決め手は住宅営業マン

候補となるハウスメーカーを絞り込んだあと、最終的に比較するのは、性能や金額の差があまりない会社で比較することが多いです。そのため、なにを基準に比較検討していいのかわからなくなることもあります。比較する内容にはさまざまなものがありますが、最終的には営業マンが決め手になることも多いです。
家づくりにまつわる知識の豊富さやレスポンスの早さ、関連するほかの専門家との関係性など、プロとしての資質はもちろん、人柄も決め手となります。どのような家を建てたいのか親身に聞いてくれたり、質問に対して誠実に答えてくれたり、分かりやすく説明してくれたりなど、顧客目線で対応してくれるかどうかも見極めるポイントです。
また、ハウスメーカー側の都合が見え隠れする場合や、業者目線で押しつけてくる、無理に契約を急かしてこないかどうかなども判断基準になります。この人と長くお付き合いしていきたいと思うか、なんとなく嫌だなと思うか、直感も判断するうえで大事です。
ハウスメーカー決めは色々な人に相談してみよう
いかがでしたでしょうか。
今回は、失敗しないハウスメーカーの決め方・探し方!決める前にチェックすべきことをご紹介しました。
家づくりは多くの人にとって、一生に一度のことです。どのような家を建てることになるか、まずはハウスメーカー選びからスタートします。もし不安がある、自分たちだけで決められないという場合は、いろいろな人に相談して意見を聞くのがよいでしょう。
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