ハウスメーカー10社の特徴を徹底比較!比較ポイント7点も解説

ハウスメーカー選びでどのようなポイントを比較すればよいのか迷っている方も多いでしょう。この記事では、人気ハウスメーカー10社の構造や坪単価などの特徴を比較し紹介します。
ハウスメーカー選びで迷っている方はぜひ、参考にしてみてください。

ハウスメーカー10社の特徴を徹底比較

人気ハウスメーカー10社の主な構造や坪単価、気になる耐震性などは以下の通りです。
ハウスメーカー | 主な構造 | 坪単価 | 耐震性 |
---|---|---|---|
へーベルハウス | 鉄骨造 | 80〜100万円程度 | ・ハイパワード制震ALC構造 ・システムラーメン構造 ・オイルダンパー制震装置「サイレス」 |
積水ハウス | 鉄骨造、木造 | 70〜80万円程度 | ・ダナミックフレームシステム ・制震構造システム「シーカス」 |
住友林業 | 木造 | 70〜90万円程度 | ・ビッグフレーム構法 ・マルチバランス構法 ・耐力面材「きづれパネル」「Dパネル」 |
ミサワホーム | 木造 | 70〜85万円程度 | ・モノコック構造の木質パネル接着工法 ・制震装置「MGEO」 |
ダイワハウス | 鉄骨造、木造 | 70〜80万円程度 | ・エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST」 ・xevoΣの「持続型耐震構造」 |
パナソニックホームズ | 鉄骨造 | 70〜80万円程度 | ・制震鉄骨軸組構造(HS構法) ・重量鉄骨ラーメン構造(NS構法) ・大型パネル構造(F構法) |
トヨタホーム | 鉄骨造 | 60〜80万円程度 | ・制震装置「T4システム」 ・パワースケルトン構造体 |
三井ホーム | 木造 | 70〜80万円程度 | プレミアム モノコック構法 |
一条工務店 | 木造 | 50〜65万円程度 | ツインモノコック構造 |
住友不動産 | 木造 | 50〜60万円程度 | ・ニューパワーコラム ・ニューパワーキューブ ・スーパーパワーウォール構法 ・オリジナル制震システム |
へーベルハウス
主な構造
鉄骨造
坪単価
80〜100万円程度
特徴
ヘーベルハウスの強みは、長期保証と耐震や耐火性能に優れていることです。ハイパワード制震ALC構造やシステムラーメン構造などの技術で、地震に強い住宅を建てられます。耐火性能についても、国土交通大臣認定の耐火構造部材ALCコンクリート「ヘーベル」を外壁や床、屋根に採用。
ただ、重量鉄骨で間取りの自由度が限られているので、デザインよりも性能を重視したい人に向いているハウスメーカーです。
積水ハウス
主な構造
鉄骨造、木造
坪単価
70〜80万円程度
特徴
積水ハウスの強みは、自由な設計と地震に強い家づくりです。家族が求める暮らし方やこだわりに耳を傾けて、デザインしてくれます。また、積水ハウスは阪神淡路大震災や東日本大震災でも、全壊や半壊を出さなかったという実績もあります。
住友林業
主な構造
木造
坪単価
70〜90万円程度
特徴
住友林業の強みは、木のぬくもりを感じられる家づくりです。落ち着きのある素敵なデザインを叶えられ、そのうえ地震にも強い家を建てられます。保証は、初期保証30年間、最長60年保証です。
ミサワホーム
主な構造
木造
坪単価
70〜85万円程度
特徴
ミサワホームの強みは、木造で地震に強い家と飽きのこないシンプルなデザイン、そして「蔵のある家」です。なかでも「蔵のある家」は、ミサワホームの主力の商品で、大収納空間[1] やスキップフロアを実現できます。
保証は建物がある限り延長できます。初期保証は構造体が35年、防水が30年、シロアリが10年です。
ダイワハウス
主な構造
鉄骨造、木造
坪単価
70〜80万円程度
特徴
ダイワハウスの強みは、重量鉄骨の強い家や、費用を抑えた軽量鉄骨造の商品を提供しているところです。3階建てや、より強い家を建てたい人は重量鉄骨、できるだけ間取りに自由度を持ちながら、強い家を建てたい場合は軽量鉄骨が向いているでしょう。保証は初期費用が30年で最長60年まで延長できます。ただし、商品によっては受けられる保証の条件は異なりますので、確認しましょう。
パナソニックホームズ
主な構造
鉄骨造
坪単価
70〜80万円程度
特徴
パナソニックホームズの強みは、ピュアテックやキラテックなどの性能に優れた家を建てられることです。ピュアテックによって、家の中を快適に保つことができ、キラテックでは外壁のメンテナンスが不要になります。
トヨタホーム
主な構造
鉄骨造
坪単価
60〜80万円程度
特徴
トヨタホームの強みは、家の保証期間が長い点です。保証は、初期費用が40年で最長60年まで延長できます。保証の内容としては、建ててから25年目まで5年ごとに無償点検が付いており、25年目以降は定期的な点検とメンテナンスが付いています。
また、筋交いや耐力壁が必要ない「鉄骨ラーメン構造」を採用した家づくりも特徴で、最小限の梁と柱で建物を支えつつ接合部を変形防止プレートで強化してあり、高い耐震性を実現します。
三井ホーム
主な構造
木造
坪単価
70〜80万円程度
特徴
三井ホームの強みは、デザイン性の高い家を建てられることです。女性が好む家づくりを得意とし、洋風なデザインや可愛らしいデザインが特徴的です。また、三井ホームのもう一つの売りが、全館空調です。常に家の中を暖かく、または涼しく保つことができ、花粉対策にもなります。
一条工務店
主な構造
木造
坪単価
50〜65万円程度
特徴
一条工務店は、断熱性能に力を入れています。ZEH住宅にも力を入れており、北海道以外の地域でのZEH普及率は96%です。ZEH住宅とは、「省エネ」設備と太陽光発電などの「創エネ」で年間のエネルギー消費量の収支をゼロ、もしくはほぼゼロにする住まいです。
ただ、あまり間取りや仕様を選べないので、デザインよりも太陽光発電などの設備を重視したい人におすすめです。
住友不動産
主な構造
木造
坪単価
50〜60万円程度
特徴
住友不動産の強みは、高いデザイン性です。マンションのような仕様や設備から選ぶことができ、戸建てでも高級感のある家を実現できます。また、坪単価もほかの大手ハウスメーカーに比べると安いのも嬉しいポイントです。
ハウスメーカーを比較する7つのポイント

人気ハウスメーカーの特徴などを紹介しましたが、なかなか選びきれないものです。ハウスメーカーを比較するポイントは、以下7つです。
- 素材選び
- 金額で比較
- 保証やアフターサービス
- どこが施工や保証をするのか
- デザインや設備
- 実際の現場を見せてもらえるか
- 営業マンとの相性
まずは、素材選びやおおよその予算で展示場に足を運ぶハウスメーカーを5〜6社決めましょう。そこから保証やデザインなど、気に入ったハウスメーカーを2〜3社に絞って、最終的に1社に決めるのが理想的です。実際に最終的に決め手となるのは、「営業マンだった」という人が多いです。
上記の比較の仕方についてはこちらの記事で紹介しています。
ハウスメーカー選びに迷ったら家づくりOfferに相談を

いかがでしたでしょうか。
今回は、人気ハウスメーカー10社の構造や坪単価などの特徴を比較しご紹介しました。
ハウスメーカーを比較しても、選び切れないという方も多いでしょう。家づくりOfferでは、お客様の要望やライフスタイルから客観的に判断し、お客様の予算や好みに合ったハウスメーカーをご提案します。ハウスメーカー選びに迷ったらぜひ家づくりOfferにご相談ください。
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