多賀城市(宮城県)で注文住宅を建てる!住みやすさや土地探しのポイントをご紹介

宮城県の多賀城市で土地から探して注文住宅を建てたい場合、家づくりのことだけではなく、多賀城市の地域の特徴なども把握する必要があります。
本記事では、多賀城市で注文住宅を建てる予定のある方に向けて、多賀城市の環境の特徴や注文住宅を建てるうえで気をつけたい点などを紹介します。多賀城市で土地探しをする際の参考にしてみてください。

目次
多賀城市ってどんなところ?

多賀城市の基本情報
面積 | 19.69km2 |
人口 | 62,206人(令和3年11月30日) |
世帯数 | 27,686世帯(令和3年11月30日) |
主なエリア | 市川、高崎、中央 |
出典:多賀城市|多賀城市の人口
多賀城市はどんな地域なのかを把握しておくと、土地探しもスムーズです。まずは多賀城市について、どのようなまちなのか把握しておきましょう。多賀城市は、宮城県のほぼ中央にあたる太平洋岸に位置しており、人口の男女比はほぼ1:1です。
多賀城市には、8世紀前半~11世紀中頃に陸奥国の国府が設置されていたため、各所に歴史的な建造物や名所が点在しています。また、市内の高校や市役所などは、アニメや映画の舞台・ロケ地に選ばれ、全国での知名度を高めています。
多賀城市の人気スポットや観光スポットは?

多賀城市には、さまざまな人気スポットや観光スポットがあります。例えば、自然環境が良く、自然豊かな公園もあればショッピングエリアもあるため、子どもから大人まで幅広い世代が暮らしやすい環境といえるでしょう。以下では、おすすめのスポットを紹介します。
多賀城碑

多賀城碑は、国が指定する重要文化財の一つで、栃木県にある那須国造碑と群馬県にある多胡碑と並ぶ、日本三古碑の一つです。高さ196㎝で、最大幅が92㎝ある巨大な砂岩で作られた石碑で、多賀城南門付近のお堂の中にあります。石碑は、奈良時代の平城京や蝦夷国(えみしのくに)、常陸国(ひたちのくに)などから多賀城までの距離が彫り込まれています。
東北歴史博物館
東北歴史博物館は、宮城県や東北地方の出土品や近世絵画などを展示している博物館です。東北エリア内の歴史的価値のあるものだけでなく、期間限定で海外の近代デザイン作品や恐竜の骨格標本などまで幅広いジャンルの展示物を扱っています。多賀城市の歴史に触れられるので、より地域の良さに気づくことができそうです。
貴船神社
貴船神社は旧塩竈街道に面する位置にあり、小さな祠が覆堂(ふくどう)内にあります。覆堂の手前には、樹齢470年になる樫の大木が鎮座しており、まるで覆堂を包み込んでいるようです。貴船神社の総本宮は京都市内にあり、古くから五穀豊穣や海上安全、大漁の神として祀られています。小さい神社ですが、散歩がてら木漏れ日が降り注ぐ参道に寄り道してみるのもおすすめです。
多賀城市で注文住宅を建てる際のメリットや注意点は?

多賀城市で注文住宅を建てた場合、どのようなメリットや注意点があるのでしょうか。ここでは、多賀城市の土地の相場や条例、気候、土地柄における注意点を紹介します。土地探しの際に参考にしてみてください。
多賀城市の注文住宅を建てる際のメリット
多賀城市の土地の相場は、坪単価で20~35万円程度です。例えば、60坪の土地を購入する場合は、1,200~2,100万円程度で購入できます。多賀城市は上述したとおり、仙台市内からも近く通勤圏内にあるため、仙台市内へ通勤する人におすすめです。また、子育て支援や医療、教育施設なども充実しているため、子どもや高齢者がいる世帯にも向いています。
多賀城市の注文住宅を建てる際の注意点
多賀城市に注文住宅を建てるなら、地震防災マップや多賀城市防災マップをあらかじめ確認しておくことをおすすめします。津波や河川の氾濫が起きた場合に浸水被害を受けやすい土地なのか、購入予定の土地のそばに崩れそうな土砂がないかなどを確認しておきましょう。また、多賀城市は冬の寒さが厳しい地域のため、断熱や気密性に優れたハウスメーカー・工務店を選ぶと良いでしょう。
多賀城市は通勤しやすい?
多賀城市から通勤する場合は、交通のアクセスが良いのか気になる人もいるでしょう。実は、多賀城市は県庁所在地の仙台市と隣接しており、車や電車なら30分程度で移動できる距離にあります。仙台市内で希望に叶った土地が見つからなかったという人は、多賀城市での土地探しを検討するのも選択肢としてあります。仙台市の「住宅白書(令和3年版)」によれば、多賀城市における仙台市への通勤者割合は30%以上で、多くの人が仙台市へ通勤していることがわかります。
出典:仙台市|住宅白書
多賀城市の子育て支援

子育て世代や将来的に子どもがほしい人は、子育て支援が充実しているかどうかもエリア選びで重要なポイントになるでしょう。多賀城市には、子育て支援のための制度がいくつかあります。例えば、次のような制度が挙げられます。
- 就学援助制度
- 児童手当
- 子ども医療費助成
- JR通勤定期券の割引(児童扶養手当を受けている世帯が対象)
- たがじょう子育てほっとライン(妊婦を対象にした電話・メール相談) など
就学援助制度
就学援助制度とは、子育て世帯の子どもの就学時に必要な経済的支援を行うための制度です。具体的には、子どもの学用品費や学校給食費などの就学時に不可欠な経費の一部を補填してくれます。就学援助制度の対象者は多賀城市在住で公立の小・中学校に在籍する子どもの保護者です。ただし、収入や資産の状況、親族から援助が可能な場合など、援助を受けられない場合もあります。
児童手当
児童手当は、児童の生活の安定を図るために、養育費として保護者に手当が支給される制度です。対象は、0歳から中学校卒業前までの児童がいる世帯です。また児童手当で受け取れる金額は、児童の年齢などによって異なります。ただし、所得制限限度額が設けられており、限度額を超えた世帯では児童の年齢にかかわらず一律5,000円です。
子ども医療費助成
子ども医療費助成とは、0~18歳(最初の3月31日を迎える)までが対象の医療費助成制度です。対象の子どもがケガや病気で通院・入院などが必要になった際に、医療保険が適用される医療施設で支払った自己負担分の医療費を助成してもらえます。助成を受けるためには、市役所で交付してもらった「子ども医療費受給者証」と「健康保険証」の提示が必要です。
多賀城市の医療や教育施設は?
長く住む上で、医療や教育施設が充実しているかどうかも確認しておきたいところです。ここでは、多賀城市の医療や教育施設を紹介します。
多賀城市立図書館
多賀城市立図書館は、市の歴史や調べものから読書、生涯学習まで幅広い用途で活用できます。多賀城駅北口から徒歩で1分の好立地にあり、車で来館した人は市営駐車場を最大2時間まで無料で利用できるなど、誰でも気軽に利用できる図書館です。また、同施設内にある書店やコーヒーショップ、コンビニ、レストランも自由に利用できます。
多賀城史遊館
多賀城史遊館とは埋蔵文化財調査センター体験館のことで、勾玉の手作り体験や火起こしなどの体験学習が行える施設です。館内には、多賀城市内の遺跡の出土品が展示されており、資料や農作業の道具などから市の歴史を学べます。定期的に小学生や高校生を対象にした体験イベントも開催されており、多賀城市の伝統の継承にかかわることもできます。
母子・父子家庭医療費助成
母子・父子家庭医療費助成とは、シングルマザー・シングルファザー家庭を対象にした医療費助成制度です。また、配偶者からの暴力を受けた養育者とその児童、父母のいない児童も助成の対象となっています。助成を受けるためには、健康保険証や預金通帳、児童扶養手当証明書、マイナンバーカード、本人確認書類などの提示が必要です。
多賀城市で土地を探すなら、家づくりオファーをご利用ください
多賀城市は観光スポットが充実した歴史のある街で、仙台市内への交通アクセスが良く、子育て支援や医療、教育施設も充実しています。ただし、津波や大雨などの自然災害による被害を受ける可能性の高いエリアもあるため、事前によく調べておきたいところです。
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